忍者ブログ

[PR]

2024年05月11日
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

FLIPFLOPs他

2009年01月23日
東方PROJECT同人誌感想。



■「シナナイ」 
サークル/みずたたき 輝夜中心シリアス

竹林で一人歩きのところを妹紅に襲われる輝夜。
生と死の間に意識を飛ばし輝夜が感じた事とは?

空気的にうっかりサラッと流しそうになるものの、じっくり読んでみると
静かで寂しい雰囲気。
復讐だけに縋って正気を保ってきた妹紅に対し、
生の素晴らしさを教えてあげようとする輝夜は確かにかっこいい。
妹紅、輝夜好きにいいかも。
儚月抄小説ネタ多少。
他サークルの同人誌「シネナイ」「シノナイ」との繋がりのある作品らしい。




■「異聞妖々夢」 
サークル/FLIPFLOPs シリアス長編

春だというのに外は冬。
この異変の黒幕を突き止めるために霊夢、魔理沙が動く…
という原作妖々夢の話に、
独自解釈のシリアスストーリーと麻雀分をプラスした漫画。
合間に挟まる生前幽々子と紫、妖忌の話がよかった。

麻雀全くわからない自分だけど、表情でどういう状況かは掴めるんで
十分楽しめる。
「その企みごとひねり潰してあげましょう」な幽々子かっけえ。
でもバトルで幽々子様の華麗な舞も見たかった。

中弛みも無くはないけど、個人的には
異聞紅魔郷より綺麗に話が纏まってる気がする。
紅魔郷総集編、出してもいいのよ。




■「三機描かしてもらってよかですか?」 
サークル/徒歩二分 ギャグ
・うどんげVSてゐで人参シャッフル。
手練のてゐに対し、罰ゲーム常連のうどんげ。
今度の罰は裸で人里周回。
しかし今回はうどんげの強力な助っ人としてさとりさん登場。
さらにこいしちゃんも加わっての心理戦が今始まる…。

・みんな衣装を脱いで浴衣になっちゃえば誰が誰だかわからない!
パチュリー先生が個性付けに立ち上がる。
他作品まで考慮しろとか無茶言うなw
色々酷いがアリスとパルスィひでぇw
「静葉って誰だっけ?」と一瞬考えてしまったのは内緒だ。
空とお燐は一撃でわかる驚きの個性。個…性…?

・死体ホイホイのお燐→閻魔様に怒られるループ
じゃあ逃げきれるように死体車改造すればよくね?と にとり。
さすがメカニック、にとりかっけー
PR

めたち山奥

2009年01月23日
同人誌の感想。

■「めたち山奥」(再録集)
サークル:クルのトーチカ
オリジナル和モノ/シリアス/108P
村の少年・陸郎は、不幸や呪いが叶うという山奥の目多地神社にて、ヌシの「めたち」と出会う。

めたちのどこか掴み難い性格が良かった。人に構ってもらい喜ぶめたち、かわいいなー。
物語としては、もう少し「めたち」に踏み込んで欲しかった。
あえての消化不良かもしれないけれどもちょっと物足りなく思う。
全体の雰囲気は抜群。創作好きならどうぞ。

FF7本の感想

2008年12月14日
同人誌の感想。

■「歩兵の要領」
ジャンル/FINAL FANTASY 7
サークル/あやしいパーティアタック/小説/長編シリアス

少年クラウドが主人公の、神羅時代軍隊話。たまにザックス視点。
コンピレーション要素は加味されていない、いわゆる俺設定やオリキャラ有り。
ソルジャーになるためにまずは一人前の兵士を目指すクラウド。
クラウドが同期の仲間達と共に訓練を頑張ったり、ザックスと出会って仲良くなったり。
セフィロスは少しだけの出番。

クラウドの軍隊生活がひたすら描かれているだけで、
何か激しいバトルや盛り上がりがあるわけでもないのだけど
何でこんなに面白いんだろう。
降下塔で叫ぶザックスや扱かれるソルジャー達の様を読んでるだけでも満足。
ソルジャー訓練を担当するザックスは格好よすぎ。
下品な歌で固まるクラウド(達)とか、らしくていいな。
ジュノンのあの人も登場。


■「彼方の星」
ジャンル/FINAL FANTASY 7
サークル/あやしいパーティアタック/小説/長編シリアス/やや女性向
少年クラウドが主人公の、神羅時代軍隊話。
一応シリーズの続編にあたるわけですが、これだけでも読めないこともなし。
コンピレーション要素は加味されていない、いわゆる俺設定。
ロボ兵器の暴走に巻き込まれたクラウドとザックス、他ソルジャー達を
遠征中のセフィロスが救出しに行く話。
セフィロスとクラウドの関係などは全体的に女性向。それと割とえぐい人死に有りなので注意。
何気に某パイロット登場。
人間臭のするセフィロスが格好よかった。
負傷したクラウド相手に、もはや自分でも
何を言ってるのか分からなくなってるセフィロスさんに悶えた。



ここのサークルの作品はジャンル内で一番好きかも。
特にクラウドが良い性格しているのと
何よりも、作品からFF7世界に対する深い考察が窺えるのが◎。
「戦争に負けたウータイ」「人でありながら異常な力を持つソルジャー」
についての見解はかなり頷けます。
力のあるソルジャーには介護人が向いてるのでは?という
ザックスとその上官のちょっとした会話も印象的。

冬コミ新刊も楽しみだ。

うみねこと東方本の感想

2008年12月14日
また同人誌の感想。


■「それでもボクは屈しない」
ジャンル/うみねこのなく頃に/ギャグ
サークル/ムーントレイス
戦人メインのオールキャラギャグ。EP3までのネタバレ。
ショートギャグ+おっぱいネタ話が一本。
某ひぐらしカメラマン似の譲治に向かって
「すぐ死にそうな顔してるから怪しい」を連呼する嘉音くんネタがツボ。



■「WEEK END」 
ジャンル/東方PROJECT
サークル/穂積名堂/小説/長編シリアス
紅魔館の新人メイド、俗に言うオリキャラを主人公に据え、
「フランドール・スカーレット」の存在を独自に解釈し、展開させた物語。
フランだけでなく主人公自身にも色々秘密があり、話が進むにつれて謎は明かされて行く。
個人的には主人公のキャラは微妙。最後は上手く繋げてきたなとは思ったけれど。
フランの設定も、これはこれでアリとは思うものの
もっと原作の設定を生かした展開を期待していただけに
すっきり納得とは行かず。

物語は“週末”に向けてどんどん加速していくので、飽きはしなかった。
フランやレミリア達のやりとりは楽しい。
文庫本ぽい装丁は素晴らしく、挿絵の雰囲気たまらない。

この本の感想で「戯言シリーズっぽい」というのがあったけれども
戯言シリーズ既読者としては、どう似ていたのかよくわからない。
戯言読み返すかな…。



■「Ride on Shooting Star」
ジャンル/東方PROJECT
サークル/ホットドックチャック/シリアス
一行で表すなら「霖之助モテモテ話総集編」。
紫と関係を持った霖之助、魔理沙や夢の中ではメリーにも想い想われ。
物語は恋愛に重きを置かれつつも、特に修羅場などはなくあっさりな印象。
魔理沙の少女らしさが季節感と共に描写されていて見事。
あちこち言葉遊びも効いている。
多様な恋愛関係は苦手、という人でも大丈夫。
ただ、魔理沙に対してはっきりしない態度をとる霖之助には
少々意見が分かれるかも。



■「超時空つるべ落としキスメちゃん」 
ジャンル/東方PROJECT
サークル/汐月水園 /ギャグ
表紙の勇儀が漢らしさ溢れるストレートぶりで吹いた。
やけにサービスシーンを連発し人気獲得を目論む腹黒キスメに、
異様に「だぜ」を使う魔理沙が振り回される話。
最後の「モエモエ魔女っこパチュリーたん四コマ」がひどすぎるw
プライドかなぐり捨ててまで巷で人気の家族ごっこパクるパチュリー自重しろwwww
そんな複雑な家族設定流行んねえよwww
てる+もこ漫画は生々しすぎます。勘弁してください。



■「猩々緋」 
ジャンル/東方PROJECT
サークル/KEMONOMICHI/シリアス
幽香によく似た女子高生の話。
ある日を境におかしくなる日常にはぞっとした。あちこちにある伏線。
高い画力によってサイコホラーの恐怖感がよく演出されてると思う。
表紙といい、カリスマ溢れる幽香が格好良い。
ただし話としては物足りなさは否めないかも。

うみねこ

2008年11月22日
買った同人誌の感想でも。



■「相変わらず、ハバナイスディ」 
ジャンル/うみねこのなく頃に/ギャグ
サークル/牛乳茶

うみねこEP3ギャグ本。中身が濃いので20P強ながら読み応えを感じた。
いきなりシーユーアゲイン☆ネタの総出迎えで
戦人が恥ずかしさ通り越して絶望。酷すぎるwwwwww
新キャラが良い味出してて吹いた。
大人組以外は全員出てるんじゃないだろうか。
あと王道の鯖ネタ有り。

ここのサークルの本は初めて購入したけど、面白かった。
« 前のページ | HOME |