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2024年04月28日
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FF7本の感想

2008年12月14日
同人誌の感想。

■「歩兵の要領」
ジャンル/FINAL FANTASY 7
サークル/あやしいパーティアタック/小説/長編シリアス

少年クラウドが主人公の、神羅時代軍隊話。たまにザックス視点。
コンピレーション要素は加味されていない、いわゆる俺設定やオリキャラ有り。
ソルジャーになるためにまずは一人前の兵士を目指すクラウド。
クラウドが同期の仲間達と共に訓練を頑張ったり、ザックスと出会って仲良くなったり。
セフィロスは少しだけの出番。

クラウドの軍隊生活がひたすら描かれているだけで、
何か激しいバトルや盛り上がりがあるわけでもないのだけど
何でこんなに面白いんだろう。
降下塔で叫ぶザックスや扱かれるソルジャー達の様を読んでるだけでも満足。
ソルジャー訓練を担当するザックスは格好よすぎ。
下品な歌で固まるクラウド(達)とか、らしくていいな。
ジュノンのあの人も登場。


■「彼方の星」
ジャンル/FINAL FANTASY 7
サークル/あやしいパーティアタック/小説/長編シリアス/やや女性向
少年クラウドが主人公の、神羅時代軍隊話。
一応シリーズの続編にあたるわけですが、これだけでも読めないこともなし。
コンピレーション要素は加味されていない、いわゆる俺設定。
ロボ兵器の暴走に巻き込まれたクラウドとザックス、他ソルジャー達を
遠征中のセフィロスが救出しに行く話。
セフィロスとクラウドの関係などは全体的に女性向。それと割とえぐい人死に有りなので注意。
何気に某パイロット登場。
人間臭のするセフィロスが格好よかった。
負傷したクラウド相手に、もはや自分でも
何を言ってるのか分からなくなってるセフィロスさんに悶えた。



ここのサークルの作品はジャンル内で一番好きかも。
特にクラウドが良い性格しているのと
何よりも、作品からFF7世界に対する深い考察が窺えるのが◎。
「戦争に負けたウータイ」「人でありながら異常な力を持つソルジャー」
についての見解はかなり頷けます。
力のあるソルジャーには介護人が向いてるのでは?という
ザックスとその上官のちょっとした会話も印象的。

冬コミ新刊も楽しみだ。
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